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手づくり辛子明太子のレシピ

EIko Ozawa



今が旬の生タラコ。おいしく仕上げる最大の秘訣は、とにかく鮮度のよい素材を入手すること。今回、北海道から生のタラコをお取り寄せしてみました。


近所の魚に強いスーパーでも生タラコを見かけるので、よい素材に出あったときはぜひ。

自家製だと、つくづくおいしいです。



【辛子明太子 作り方】


1 生のタラコは洗って血管などを取り除いて水気をふき、軽く塩をしてラップし、48時間以上冷凍する(寄生虫対策)。





2 冷蔵庫内で解凍し、出てきた水気をふく。



3 下漬け。日本酒に塩を入れて煮切り、アルコール分を飛ばして冷まし、2を入れて冷蔵庫で24時間漬ける。


今回は、生タラコ500gに対して、日本酒約200mlにタラコの重量の8%の塩を使いました。





4 タラコを引き上げて網やザルなどの上に並べて形を整え、ラップせずに冷蔵庫内で24時間おいて脱水乾燥する。



<つやつやでぷっくり。この塩タラコの状態で食べてもOK>



5 本漬け用調味液を作る。日本酒(今回は約 200ml )+みりん(今回は大さじ1)に昆布1枚を入れて加熱し、沸騰直前で昆布を取り出し、アルコール分を飛ばし、鰹節を加えて1分くらい煮出して火を止める。


冷めたら濾して、韓国唐辛子(今回は 15g)、醤油少々(今回は小さじ1)、ゆず汁(今回は小さじ1・またはレモン汁)を加えて混ぜる。


甘いのが好きな人は砂糖を少し加えてもよいかと。ナンプラー少々を加えてもおいしいよー。




6 5の調味液に4の脱水したタラコを漬ける。いったん脱水することで調味液を吸っておいしく仕上がる。冷蔵庫で本漬けし、3日後くらいから食べられる。


すぐ食べないときは、1腹ずつラップして冷凍。




できあがり!



だんだん数が減っているのは、途中でつまみ食いしたから(笑)


わざとらしい味がしない、シンプルに出汁の旨味と韓国唐辛子の辛さを感じられる、贅沢な仕上がりです。


韓国唐辛子が味を左右するので、よいものを選ぶのがおすすめ。唐辛子は細挽きがなじみやすくてよいと思います。


プロセス4で仕上げると、普通の塩漬けタラコに。そこで食べてももちろんよいのであります。



1腹、ペロリと食べられてしまう自家製明太子。プリン体の過剰摂取にご注意を!

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